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LTR通信
2022年05月13日 [LTR通信]

【えるカフェ】マインドフルネスのススメ(連載第6回)

※こちらの記事は「LTR通信2022春夏号」に掲載中です。

▶連載第1回〜第5回もあわせてお楽しみください。
マインドフルネスのススメ(連載第1回)
マインドフルネスのススメ(連載第2回)
マインドフルネスのススメ(連載第3回)
マインドフルネスのススメ(連載第4回)
マインドフルネスのススメ(連載第5回)



ここでもう一度おさらいです。マインドフルネスは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義されます。今、この瞬間の体験にフォーカスし続けるためには、常に今、この瞬間にいることに気付いていなければなりません。

しかし、「ヨシ! 今日1日、今この瞬間にずっと気付いているゾ!」と決意して出社してみたものの、あまりの忙しさに眩暈(めまい)がしてきて、気が付いたら、常に気付いているなんてことはなく、あっという間に夜になっていたなんてことはザラに起こります。

実は、そんなことばかりだったりするかもしれません。では、そこから先にどのように進めばいいのでしょうか。



いろいろな方法があります。丸1日マインドフルネスに熱中してみるとか。そんな暇はないということであれば、ゴルフに行く日を削ってみるとか。削ることができる予定もないということであれば、1日のうち1時間でもマインドフルネスに没頭する時間を作るとか。

そんな時間も作れないということであれば、ただひたすら諦めないこと。我を忘れていたと気付くたびに呼吸を整えます。そして、マインドフルな状態に戻るようにします。

継続は力なり、です。我を忘れていたからといって、自分を駄目だと悲観したり、無理だと思ったりする必要はありません。それこそ評価に過ぎません。継続してゆくうちに、少しずつ何らかの兆しが見えてくるでしょう。



たとえば、配偶者に対して余計な一言を言わなくて済んだとか、部下に怒鳴ってしまいそうな瞬間に、一呼吸おいて、穏やかに諭すことができたとか。感情をマネジメントする能力が高まり、人間関係が円滑になるというのは、マインドフルネスの良い効果の一つに挙げられます。

そのほか、注意力・集中力が高まったり、無意識の思い込み(バイアス)に気付くようになったり、創造力が高まったり、ストレスが軽減されたり、さまざまな良い効果が得られると言われています。

あなた自身にどのような効果が得られるか、是非実践をして体験してみてください。次回のコラムでは、マインドフルネスの注意点についてお話をしたいと思います。(弁護士 竹中 一真)

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