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LTR通信
2021年09月17日 [LTR通信]

【えるカフェ】マインドフルネスのススメ(連載第4回)

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※こちらの記事は「LTR通信2021夏号」に掲載中です。

マインドフルネスの定義は「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」です。マインドフルネスを実践すると、ちょっとだけ心に余裕ができたり、人生が豊かになったり、御社がG社並みに発展するかもしれないことも、以前のコラムでご紹介しました。

▶連載第1回〜第3回もあわせてお楽しみください。
マインドフルネスのススメ(連載第1回)
マインドフルネスのススメ(連載第2回)
マインドフルネスのススメ(連載第3回)



本来でしたら、今回は前回の続きで、「動きながら行うマインドフルネス」をご紹介する予定でした。しかし、LTR会議にて、最近ゴルフの平均スコアを80台に伸ばして鼻息荒いK先生が「夏号なんだしさ、なんか怪談話書いてよ。マインドフルネスと絡めてさ」などとおっしゃいます。

でました、また無茶振りです。怪談とマインドフルネスなんて関係ないじゃん。無理でしょと思いました。思いましたが、不可能を可能に変えるLTR精神を思い出し、それじゃあ書いてやろうじゃない、と筆をとっている次第です。


で、こういうことを公にするのは、あ〇まのお〇しい人と思われてしまいそうで気が引けるのですが、ええい、ままよ。当職、実はいわゆる「心霊体験」をすることがあります。いや、まあそうは言っても、それじゃあ霊なるものが存在するのかしないのかはっきりしてよと言われたら、知らないと答えます。

偶然か、気のせいか、脳がバグを起こしただけかもしれません。そんな可能性が高いという前提で、たとえば小〇トン〇ルに行ったときには、おかしなモノに付いてこられたり、ある深夜バイトをしていたときには、目の前で人外の何かと遭遇したり。

仕事絡みだと、事故現場の写真を撮ってみたら説明できないモノが写り込んでしまったり、顧問先が店舗を買ったら怪奇現象連発物件で、何か写るかしらとワクワクしながらカメラ持参で伺ったら、いきなりカメラが壊れてしまったり。

でも、そういう体験をするときはやっぱり結構怖いのです。気のせいだと思い込む以外に合理的な説明ができない状況があるわけで、体験している最中はたいてい鳥肌が立ってマジデヤバイヨと思います。


しかし、マインドフルな状態にいるとちょっと違います。数年前の夜中、日課の瞑想をしていました。居間で電気を消して一人座って、呼吸を意識しながら深い瞑想状態に入っていったとき、ふと居間に誰かが現れた気配がしました。

私は、気配を感じていると思いました。その気配が、すうっと目の前を横切りました。私は、気配が横切ったと思いました。薄暗闇の中、目は半開きにしていましたが、視覚に人がいるという情報はありません。気配はしばらくあたりをウロウロして、やがて部屋から去ってゆきました。

その体験が何だったのかというのは、評価に過ぎません。評価をするとそれに感情が伴いますが、ありのままに感覚を観察するだけに留めておいたことから、心は平穏そのものでした。この平穏な状態を日常生活でも実現するというのが、マインドフルネスの目標の一つとなるのではないでしょうか。(弁護士 竹中 一真)

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