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2019年11月07日

【補助金・助成金情報A】事業計画書作成のポイント〜売上げ予測は事業イメージが大事

LTRでは、本ブログを通して経営者の皆さまのお役に立てる情報を定期的に発信していきます。

今回は「補助金・助成金」についてご紹介します。

前回このブログでご紹介した補助金情報で、補助金獲得のためには事業計画作りが重要であることをご紹介しました。
今回は、事業計画作りのポイントについて、少しお話しさせていただきたいと思います。

先ずは事業計画がどんなものなのか、そしてそれがなぜ必要なのかについてです。
事業計画は読んで字の如く、その事業の計画のことです。
財務的な側面でいうと、その事業の売上をどのくらい見込めるのか、またそれにかかる経費はどれくらいなのかということです。
経費の見込みはある程度予測がつくと思いますが、ここで問題なのが、売上をどれくらい見込めるかの予測です。どの業界でもそうですが、親会社から決まった取引や受注額が見込まれている場合は別として、売上を予測するのはとても難しいと思います。
計画をつくったとしても、ザックリ過ぎると絵に描いた餅になってしまうし、詳細すぎると、現実離れしてしまうと言ったことかと思います。

ではどうしたら現実的な売上予測を見込めることができるのでしょうか。
ポイントは売上がたっているイメージが沸くかどうかであると考えます。
単なる空想ではなく、腹に落ちたイメージができているかです。
例えばお客さんがその商品やサービスをどんな気持ちで受けるのかとか、競合他社との差別化を何処で感じて貰えるかとか、未来を想像して、その事業の売上を具体的にイメージできれば、実現可能な売上げ予測につながると考えます。
そしてイメージを作り上げる上で、フレームワークというものが役に立ちます。一言で言い表すと「物事を整理する枠組み」です。
例えば製造業を営んでいる会社が、自社の付加価値を考えよう、また他社との差別化要因を考えようとした場合に、どんなポイントで考えた方が良いのかは、最初はなかなかおもいつかかないですよね。その際にフレームワークを用います。
製造業の付加価値フレームワークでよく用いられるのがQCDです。

Q:Quality(品質)
C:Cost(コスト、原価)
D:Delivery(納期)

このようにフレームワークで自社の付加価値を整理して、それらを強みとした枠組みで考えるとといったように、先ずはこのフレームワークで自社の事業を整理することができます。
売上予測を考える場合のフレームワークとしては、例えば顧客を細分化して、地域別、年代別、性別などに分ける。もしくは取引先を商品別、地域別などで分けて、分類した結果から深掘りしていくと、売上予測のイメージを沸かせることができると思います。
次回はもう少しフレームワークとイメージの関係について、お話ししていきたいと思います。
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