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お役立ち情報
2026年10月26日 [お役立ち情報]

【えるカフェ】マインドフルネスのススメ(連載第12回)<2026秋冬号>

前回はナポレオン・ヒルの成功法則をご紹介させていただきました。要約すると「明確な目標を持ち、それを強く信じて行動し続ければ、思考は現実になる」という法則です。

思考が現実になるというのは、まさにその通りと実感するところでして、数ある当職の座右の銘のひとつに「今のあなたの現実は、これまであなたが発してきた思考と言葉の総体である」というものがあります。

言い回しに多少当職のオリジナルも入っていますが、この広い世の中、いつの時代もどこかの誰かが、きっと同じようなこと、似たようなことを言っているでしょう。

※こちらの記事は「LTR通信2026秋冬号」に掲載中です。




仏教の最重要概念のひとつである「空性」(くうしょう)という考え方からすれば、この世の中に生起するあらゆるモノゴトには実体がないのですから、あなたがそれをどのように捉えるのか、ということは本来あなたの自由であるはずです。

たとえば、半分だけ水の入ったコップを見て、「もう半分も水が入っている」と捉えるのか、「まだ半分しか水が入っていない」と捉えるのか、モノゴトの捉え方によって心の在り方が180度異なってきます。

私たちの目の前にある「現実」というキャンバスは、元々は色も形もないまっさらな状態であり、そこにどんな色を塗ってどんな景色を描くかは、すべて私たちの「思考」と「言葉」に委ねられているということです。

では、私たちはどのようにして、この「捉え方」をコントロールすればよいのでしょうか。その最も強力で、今すぐ使える道具こそが、冒頭で触れた「思考」と「言葉」です。

マインドフルネスと絡めるとすれば、常に自分の思考と言葉に気付いている状態ですから、どのような思考をするのか、どのような言葉を発するのか、自由自在に選ぶことができるはずです。



そもそも、脳には、自分がそうであると考えていること、自分が口にした言葉をそのまま真実として受け入れ、それに合致する情報を集めようとする性質があります。

「忙しくて最悪だ」と口にすれば、脳は「最悪な証拠」ばかりを周囲から探し出します。逆に、「今日も充実していてありがたい」と口にすれば、脳は「ありがたい理由」を発見しようと動き出します。

「今のあなたの現実は、これまであなたが発してきた思考と言葉の総体である」この言葉のとおりであるならば、明日からの、あるいは1年後の現実を素晴らしいものに変える方法もまたきわめてシンプルです。

今日、この瞬間から、自分の思考をチェックして、自分が使う言葉を丁寧に選び、肯定的な光を当ててゆくことです。コップの水を見て「まだ半分もある」と微笑むことができるとすれば、すでにそのコップを満たす無限の可能性が広がっているのです。(弁護士 竹中 一真)

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