LTR通信
2026年09月30日 [LTR通信]
【LTRのさかなの目】 「昔はこれで良かった」から一歩先へ。 会社を変えるのは“小さな学び”

LTR通信2022秋冬号より、LTR通信の誌面「LTR通信News」との連動記事(コラム)として、こちらの「LTRのさかなの目〜ヨコハマの潮流を読む〜」がスタートしました。
今回は、司法書士の清水 敏博氏によるコラム「『昔はこれで良かった』から一歩先へ。会社を変えるのは“小さな学び”」をお届けします。どうぞ、ご覧ください。
さまざまな会社の経営者の方と長くお付き合いしていると、数年たったときに「あ、少し差がついてきたな」と感じることがあります。売上や従業員数、会社の雰囲気など、目に見える違いが出てくる一方で、その背景にあるのは、「学び続けているかどうか」の差なのかもしれないな、と思うのです。
うまくいっている会社の経営者の方ほど、本当によく勉強しています。といっても、難しい経営書を読み込むとか、特別な学校に通うとか、そんな大げさな話ではありません。
・気になるセミナーに顔を出す
・同業者の話を聞きに行く
・専門家に「最近どうですか?」と聞いてみる
・若い従業員の意見にも耳を傾ける
など日常の中での“小さな学び”を自然に続けている印象があります。そのためか、考え方がいつも柔らかい。
「今はこういうやり方もあるんですね」
「それ、うちでも試してみようかな」
こんなふうに、知らないことを知ろうとすることに抵抗がなく、変化に対しても身軽に動いているように感じます。
一方で伸び悩んでいる会社からは、こんな言葉を聞くことがあります。
「昔はこれで十分だったんだよ」
「今までこのやり方でやってきたから」
「新しいことはよく分からなくて」
もちろん、これまで積み上げてきた経験は大切です。長年続けてきたからこそ分かること、守ってゆきたいものもあるでしょう。ただ、過去の成功体験だけに頼ってしまうと、少しずつ時代とのズレが大きくなってしまうことも。
お客さまの価値観や働き方、世の中の仕組みも少しずつ変わっています。かつては当たり前だったことが、今は選ばれにくい。逆に以前は考えもしなかったことが、新しい可能性につながる。そんな場面も増えているような気がしました。
経営というのは、学ぶことをやめた瞬間にゆっくり後退が始まるのかもしれません。逆に言えば、ちょっとずつでも学び続けていれば、時代から大きく取り残されることは少ないでしょう。
実際に長く安定している会社ほど、
「教えてください」
「ちょっと聞いてもいいですか」 この一言がとても自然に出てきます。
分からないことを分からないままにせず、誰かに聞いてみる。新しい情報に触れてみる。良さそうなら試してみる。素直に学べる姿勢が、そのまま会社の“伸びしろ”につながっているようにも思えるのです。
特別なことをする必要はありません。月に一度、誰かの話を聞きに行く。気になったテーマを少し調べてみる。そんな小さな積み重ねだけで十分です。
学び続ける会社は、ゆっくりでも着実に前に進んでゆく。そんな姿を、これまで何度も見てきました。「昔はこれで良かった」から一歩先へ。その一歩は、意外と身近なところから始まるのかもしれません。
(司法書士 清水 敏博)
今回は、司法書士の清水 敏博氏によるコラム「『昔はこれで良かった』から一歩先へ。会社を変えるのは“小さな学び”」をお届けします。どうぞ、ご覧ください。
経営者の“小さな学び”の積み重ねが会社の差に?
うまくいっている会社の経営者の方ほど、本当によく勉強しています。といっても、難しい経営書を読み込むとか、特別な学校に通うとか、そんな大げさな話ではありません。
・気になるセミナーに顔を出す
・同業者の話を聞きに行く
・専門家に「最近どうですか?」と聞いてみる
・若い従業員の意見にも耳を傾ける
など日常の中での“小さな学び”を自然に続けている印象があります。そのためか、考え方がいつも柔らかい。
「今はこういうやり方もあるんですね」
「それ、うちでも試してみようかな」
こんなふうに、知らないことを知ろうとすることに抵抗がなく、変化に対しても身軽に動いているように感じます。
「昔はこれで良かった」で立ち止まらない
一方で伸び悩んでいる会社からは、こんな言葉を聞くことがあります。
「昔はこれで十分だったんだよ」
「今までこのやり方でやってきたから」
「新しいことはよく分からなくて」
もちろん、これまで積み上げてきた経験は大切です。長年続けてきたからこそ分かること、守ってゆきたいものもあるでしょう。ただ、過去の成功体験だけに頼ってしまうと、少しずつ時代とのズレが大きくなってしまうことも。
お客さまの価値観や働き方、世の中の仕組みも少しずつ変わっています。かつては当たり前だったことが、今は選ばれにくい。逆に以前は考えもしなかったことが、新しい可能性につながる。そんな場面も増えているような気がしました。
経営というのは、学ぶことをやめた瞬間にゆっくり後退が始まるのかもしれません。逆に言えば、ちょっとずつでも学び続けていれば、時代から大きく取り残されることは少ないでしょう。
実際に長く安定している会社ほど、
「教えてください」
「ちょっと聞いてもいいですか」 この一言がとても自然に出てきます。
分からないことを分からないままにせず、誰かに聞いてみる。新しい情報に触れてみる。良さそうなら試してみる。素直に学べる姿勢が、そのまま会社の“伸びしろ”につながっているようにも思えるのです。
特別なことをする必要はありません。月に一度、誰かの話を聞きに行く。気になったテーマを少し調べてみる。そんな小さな積み重ねだけで十分です。
学び続ける会社は、ゆっくりでも着実に前に進んでゆく。そんな姿を、これまで何度も見てきました。「昔はこれで良かった」から一歩先へ。その一歩は、意外と身近なところから始まるのかもしれません。
(司法書士 清水 敏博)

