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LTR通信
2025年05月29日 [LTR通信]

【えるカフェ】ネコのいる生活のススメ(番外編part2)<2025春夏号>

※こちらの記事は「LTR通信2025春夏号」に掲載中です。





わが家にやってきた1匹目のネコは、エキゾチックショートヘアの「たまこ」といいます。写真の通り、“鼻ぺちゃ”が特徴です。ブリーダーさんのサイトで生後3ヶ月の「たまこ」の写真を見て一目惚れし、その方のご自宅がある秦野まで会いに行きました。

私はもともとネコはもちろん、動物を飼ったことがまったくなく、大丈夫だろうかと若干の不安がありました。しかし、初めて見たときにその愛くるしい姿に心を奪われ、それまでの不安は一気に吹き飛んだのです。それから、ネコの飼い方をしっかり学び、準備をしてわが家に迎えることにしました。これが私の「ネコのいる生活」の始まりです。

名前は、昭和世代にはお馴染みの「サザエさん」の飼いネコ「タマ」から頂きましたが、メスなので「たまこ(たま子)」となりました。

ネコのいる生活は、想像していたものとは全然違いました。ネコはクールな生き物だと思っていたのですが、うちの「たまこ」は甘えん坊です。


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エキゾチックショートヘアの「たまこ」






朝は、私を起こしに来てくれます。ベッドに乗り、枕元にやってきて、私の頬を肉球で“ちょんちょん”とつつきます。それでも私が起きないと、再度頬を“ちょんちょん”。「起きて」のアピールです。これは朝ごはんの催促だとはわかっていても、ついうれしくて、多少早い時間でも起きてしまいます。

夜は、夫婦で雑談していると、少し遠くから「にゃあーにゃあー」と何回も鳴く声が聞こえてきます。部屋を出て見に行くと、廊下の少し向こうの方からじっとこちらを見て、また「にゃあ」と鳴きます。私たちの注意を引いて「自分に構って」というアピールをしてくるのです。

私が「たまこ」と接するたびに「可愛いね」と声をかけるので、「たまこ」は「可愛い」という言葉をどうやら自分の名前だと思っているようです。



こうしてネコとの生活に魅了された私は、ずっと興味を持っていた保護猫たちを迎え入れることにしました。そして、この5年間で少しずつ増え、今では「たまこ」を含めて6匹のネコと暮らしています。以前住んでいたマンションの管理規約では「2匹まで」という制限があったため、引っ越しもしました。

6匹もいると、性格や好み、得手不得手も皆違い、金子みすゞの詩にある「みんなちがって、みんないい。」を日々実感しています。ソファに座り、膝の上にネコを乗せ、それぞれ好きな場所で寛いでいるネコたちを眺めながらコーヒーを飲むのが、私の最高の癒しです。(弁護士 國澤 絵里)

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