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LTR通信
2023年09月20日 [LTR通信]

ハマ街ビト(ホームページ番外編)秋の夜長に趣味を満喫! 大人もハマるプラモデルの楽しみ方

LTRメンバーの中でも、ひと際こだわりの趣味を持つ藤森 純一氏。その趣味とは、ズバリ「プラモデル製作」です。

LTR通信の誌面(本編/LTR通信2023秋冬号P6⁻7)では、仕事にもプラスに作用し、夫婦の絆も深まり、ワークライフバランスの提案にもつながったという、藤森氏の人生に大きな影響を及ぼした「プラモデル製作」についてお話しいただきました。こちらでは、本編でお伝えしきれなかった内容をホームページ番外編としてお届けします。

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行政書士法人 横浜総合行政書士事務所
行政書士 藤森 純一氏


【LTR通信2023秋冬号】
本編(6ページ)はこちらから
本編(7ページ)はこちらから



“ガンプラ” (ガンダムのプラモデルの略称)ブームが訪れた80年代は、多くの子どもたちが夢中になってプラモデルを作っていました。もちろん、私もその一人。小学生の限られたお小遣いでプラモデルを購入し、ワクワクしながら作っていた日のことは、今でも鮮明に覚えています。

しかし、中学、高校、大学と進むにつれ、次第にプラモデルは遠い存在に。ところが数年前のこと。東日本大震災のボランティアに参加した際、ある1人の男性と親しくなりました。話をしてゆくと同年代であることが分かり、「幼いころ、何をして遊んでた?」という話から、自然にプラモデルの話題へ。なんと、その方も私と同じように“ガンプラブーム”な少年時代を過ごしていたというのです。

ただ明らかに違っていたのは、彼は今、再びプラモデルにハマっているということ。これを聞き、私のガンプラへの想いが再燃しました。翌週には「〇〇〇〇カメラ」でガンプラを購入! コロナ禍でステイホームの時間が増えていたこともあり、気が付けば自分にとっての「第2次ガンプラブーム」が訪れることとなりました。

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羽を「マーカー」で塗装しています。
(キット:1/72スケール オーラ・バトラー サーバイン)




突然やってきたガンプラとの再会ですが、プラモデル自体が大きくレベルアップしていることに、大変驚かされました。まぁ、かれこれ30年もの時が経過しているので、当然のことですね。

しかし、改めて一つ一つのパーツを手に取ると、その緻密さにとてもびっくりしました。この辺りは、幼いころには分からなかったことでもあり、目がいかなかった部分。大人の目でじっくり見ていくと、感激もひとしおです。

そして、何よりもうれしかったのは「プラモデルにお金がかけられる」ということ。これぞ、大人になった今だからこそ味わえる贅沢です。子どものころは、欲しくても購入できなかった部品や塗料にもこだわることが可能! そう、「こんなふうに作りたい」という想いを実現することができます。

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すべて筆で塗っています。自然光で撮影しました。
(キット:1/144スケール ガンダム バルバトスルプスレクス)


塗料の中には、重厚感を出せるものもあります。同じ種類のプラモデルでも、ツヤのある塗料を使ったときとは、仕上がりがまったく異なるのも面白い部分です。そうやって、オリジナリティあふれるプラモデルを作ることができるのです。

「プラモデルは立体の絵だ」という言葉を聞いたことがありますが、ちょっと大げさにいえば、プラモデルは芸術作品にもなり得るものかもしれません。「頭の中で思い描いていることが、はっきりと形になる」これが、私にとって大人になって感じたプラモデルの新たな魅力なのでしょう。

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妻からのリクエストで作りました。エアブラシで塗装しています。
(キット:1/144 ドアン専用ザク)




LTR通信の誌面(本編/LTR通信2023秋冬号P6⁻7)でもお話ししましたが、私にはもう一つ「プラモデルで地域貢献」という夢があります。妻の実家がプラスチック塗装会社を経営していることもあり、夫婦で「プラモデル事業行いたい」と思っているのです。

まだ構想段階ですが、たとえば地域の子どもたちを対象に、プラモデルを作るワークショップを開催したり、実際にプラスチックの加工や塗装の様子を体験してもらったり……。趣味を通じて、そんな夢を実現することができたら本当にうれしく思います。

中小企業の地域貢献活動などを、好きなことに法律などの専門分野も加えて描いてゆく。そして、描いたことの実現へ挑戦し、楽しむこと。中小企業が挑戦し、楽しむことへの情熱に共感できる士業でありたいと思います。(取材・文/小林 真由美)

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